社交ダンスのルンバで知ってる様で聞けない基本で知りたいこと。

ラテン

社交ダンスの初心者さんルンバの学びの中で覚えることが沢山ありますね、どこから手を付けたらいいやらこっちを覚えたらこっちを忘れ…なんて思われていませんか。

専門用語も基本データとして覚えて置きたいことも、沢山ありますね。

個人レッスンでも、団体レッスンでも、手を挙げてこちらから質問を切り出すことに気後れしてしまい聞けそうで聞けないのが教科書の基本の部分で、それも初めの部分。

よろしかったら基本部分も目を通して見てくださいませ。おさらいになると思いますがルンバの基本部分を理解して置きたいこと、ホールドと体の状態(アナリシスと言う)を紹介します。

少しの空き時間の合間に目を通しておくと、意外とレッスンの時の理解度が早くなって来るものです。



ホールドと体の状態の分類(アナリシス)

P、P  プロミナード・ポジション

男子の右側ボディと女子の左側ボディで接して男子は左のグリップ側目線、女子は右のグリップ側目線で男子の左側ボディと女子の右側ボディ間をV字型に開く

C、P、P  カウンター(反対側の)プロミナード・ポジション

(男性の左側と女性の右側が接近)

F、P  ファン・ポジション

男子の左側へ女子を直角に開いた位置、男子は左手で女子の右手を取った状態です。

C、Fa、Pクローズ・フェーシング・ポジション

(正規のホールドでパートナーと向かい合い、軽く接した状態)

Cd、Fa、P クローズド・フェーシング・ポジション

(正規のホールドでパートナーと向き合い少し離れた状態)

O、Fa、P オープン・フェーシング・ポジション

パートナーと離れて向合い、男子は左手で女子の右手を取った状態。ただし右手で右手を取ったり、両手によるダブル・ホールドをしたり、また全くホールドしない時もあります。

O,P,Pオープン・プラムナード・ポジション

女子が男子の右側で、ほぼO,Fa,Pにおけるくらい離れてV字型に開いた状態をいう。通常、男子は左手で女子の右手をホールドしています。

O,C,P,Pオープン・カウンター・プラムナード・ポジション

女子が男子の左側で、ほぼO,Fa,P,におけるくらい離れてV字型に開いた状態をいう。通常、男子は左手で女子の右手をホールドしています。

右S、S、P ライト・サイド・バイ・サイド・ポジション

(男子の右側に女子がいて、共に同じ方向を向いた状態)

左S、S、P  レフト・サイド・バイ・サイド・ポジション

(男子の左側に女子がいて、共に同じ方向を向いた状態)

Across アクロス 身体を横切って前進、ニューヨーク・スポット・ターンの一歩など。

右(左)Shw.Pライト(レフト)シャドウ・ポジション

FA P. フォールアウエイ・ポジション

CBMP シー・ビー・エム・ポジション

 

ルンバの基本部分と思う理解して置きたいこと

THE RHYTHM (リズム)

ルンバ音楽は普通4分の4拍子で音をとっていて試験や競技会では1分間に28から32小節の速さで演奏するように決められています。

いろいろなリズム楽器が小節の中で違った拍子にアクセントをつけますが、全体を通じて常に1、2、3、4と根本的な鼓動音があるのです。

初心者には聞き慣れるまで耳にはこの鼓動音を聞き分けることが難しく感じます。

何故、前進と後退する時の1歩目を音の小節の第2拍めで取るのかが、少し難しいかも知れない。

お踊り出すときに正しいヒップムーブメントを使っているとしてセトリングがおこります。

それは各小節の第1拍で、動かす方の脚のモモをあげて膝を緩め始める時に両腰が横にスイングしたことを自然に感じます。

そうすると、いざ足を前後に動かすときには第2拍目で動いていることになります。

HIP MOVEMENT(ヒップ、ムーブメント)

両腰は、両膝を屈伸させた結果として柔らかく横側方から横側方へ動くものであって、けして両腰を意識して振るのではないです。

このヒップムーブメントを上手に行うには、各ステップは膝を緩めて足のボールで床を圧をつけて踏み、体重がその足の上に来た時ヒールを下ろして膝を伸ばして、さらにもう他方の足のヒールは、両腰がステップした足の方向へ、柔らかく横側方に動く時に解放(リリース)される(床から離れるの意味)されるべきである。

このヒップ、ムーブメントは、基本はすべてのステップで用いています。

NORMAL HOLD (正規のホールド)

頭を毅(き)然と保ち、体を自然に直立させて、パートナーと約20㎝離れて対面して立つ。

男子は右手を女子の肩甲骨に置き、女子は左腕を男子の子の右腕から肩にかけてのカーブに沿わせて軽く置く。

男子の左手はゆるくカーブさせて目の高さまで挙げ、女子は右手の指をこの男子の親指と第1指の間に合わせる。そしてこの右手は軽く握ります。

ARM POSITIONS (腕の保ち方)

両腕は自然に気取らなく保ちます、決して奇抜であってはならない。

多くのフィガーではパートナーと片手だけでホールドしますので、片方の自由な方の腕は決して静止する事はなく1小節(2、3、4、1)の全部を通して、ゆっくりと常に移動しています。

ポジション1  正規のホールド

このスタイルはスタンダードのクローズポジションと似ています。

 

ポジション2 男女が離れようとしている時

自由な腕は、ほぼ胴(ウェスト)の高さで体から離れた方に向けて動く。

アームを肘➝手首➝手の甲➝指先へと体から離れた方へ向けると自然と美しい抑揚が生まれます。

 

ポジション3  男女がお互いに踊りながら近づく時

自由な腕は少し体をアクロスした位置に置く。

ですが実際には、どのムーブメントもそれほど目立つものではないです。


FOOT POSITIONS  (両足の位置)

これは常に一方の足に対する他方の足の位置を言う。

(ポジション以外にも他方の足の使い方ルールあります。)

後退の時、前足の爪先はその足を後退させ始めるまで床に付けておかなければならない。

クカラッチャは第一歩でヒップムーブメントを使うが体重を支える足のヒールは床から上げない。

AMOUNT OF TURN  (回転量)

これは各ステップごとに両足の間で計られるもので、単なる指針です。したがってフィガーを実際に踊る場合には「回転量の多い、少ない」があるでしょう。

FOOTWORK  (フットワーク)

ステップに際して使う両足の足裏の床に付けている部分(1部または数部分)の動作です。

各歩ともボール、フラットとして言います。

説明がない場合でも必ず足のボールのインサイドエッジから付いて次いで足全体が付いてフラットになる感覚じです。

(IEインサイド・エッジ、WFホール・フット、Bボール足の付根部分、Hヒール、トゥ)

LEADS  (リード)

演舞中は、男性が女性を正しい位置へ動くように指示する。

女子のステップが男子の正反対でない場合、常に男子は女子をその状態にリードすることが必要です。

L O D(ライン・オブ・ダンス)

ボールルームのサイドに沿って左廻りに仮想した直線のこと、そしてフロアーの方角にも用います。

「パソ・ド・ブレ」と「サンバ」はフロアーを時計の針と反対の方向に進みながら踊ります。

「チャチャチャ」や「ルンバ(キューバンルンバ)」「ジャイブ」は逆壁斜めに面して始めるか、逆LODに面してクローズド・ポジション始めることが出来る。

 

名詞の持っている本来の意味

トォズ又はトウ つま先(指の付け根部分まで)

ボディ 胴の下部から腰まで(骨盤をヒップと云う)

アッパーボディ 胸骨一体(あばら骨上部分)

プロムナード 散歩のこと

ピボット  片方の足を前方又は後方でCBMPに留め、一点を中心として廻る意味

 ロール 体をぐるっと廻す意味

カール 左へ回転するスパイラルのような動き

セトル 沈殿の意味

ロック(Lock)(脚の付け根と太股を閉じる、交叉すること)

ロック (Rock)  揺らす

ホップ(Hop)他方の足を床から少しあげて、一方の足で少しあげて跳ぶこと。そして跳んだ足で降ります。

スプリング(Spring)他方の足を床から少しあげて、一方の足で少し跳び、但しあげた他方の足で降りる。

ステーショナリー 位置を変えないの意味

ルンバウォークRumba walk

1.フォワード・ウォーク(前進ウォーク)

2.バック・ワード・ウォーク(後退ウォーク)

3.チェックド・フォワード・ウォーク(切り替え前進)

4.ディレイド・フォワード・ウォーク(遅れて体重をのせる前進)

5.ディレイド・バックワード・ウォーク(遅れて体重をのせる後退)

まとめ

いかがです、何回か専門用語にも目を通していただけると、嬉しいです。どれも何となく知っている内容ですが、ルンバを学んでいる時、ふっと疑問に思ったことや、知ってるようで説明したいけど言えない時に、役立つと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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