社交ダンス ルンバで目を引く効果絶大のオープンポジションの方法

ラテン




社交ダンスの初心者さんが覚えたいルンバの基本にクローズド・ポジションとオープン・ポジションがありますが断然的に多く取り入れられているのがオープンポジションです。

オープン・ポジションから予備歩の第一歩で踊り出すタイミング取りが難しいと思いませんか?

私は「フォー・ワン」のカウントに合わせて動くタイミングに自信が持てずにいましたし、開いた状態のお互いの腕の高さと広げ方、指先までのシルエットが揃う。目線の位置、高さとボディの開いた幅感覚、等なんとなく確信ないままロボットの動きのようにぎこちない…。そこで具体的に「ココはこう動き、ココはこう意識する」とポイントを何度も確認しながら練習する事にしました。

すると理解した分だけ体が動きタイミングにも躊躇することなく自然に音楽に合わせて動けました。改めて基本知識の大切さを知りました。

ルンバのオープン・ポジションではスカッと立つ姿から意識します。

カウントの捉え方やボディムーブメントの秘訣と音楽が始まりコンタクトをするまでの相手と向かい合い立つ時に意識を置くアイコンタクトの大切さなど、知るだけで効果絶大の方法の説明をいたします。

ルンバのオープン・ポジションで立つ時の意識してる9のポイント




オープンポジションで手を取る時に意識をもつだけで見た目から引き立つ9のポイントを紹介します。

1身体を前半分と後ろ半分に分ける感覚で、頭の位置は後ろへ高さは天井に付けるイメージ。

2フリーアーム(つないでない方の手)の手の甲の位置は目の高さから口の高さの間に置く。

3ユージングアーム(つないでいる方の手)前腕が床と平行で適度な圧と距離を調整して決める。

4女性の手首は真っ直ぐ、男性は女子の手を横からしっかりとグリップする。

5胸よりも背中の面積を広くするイメージで呼吸する。表情が固くなりがちなので口角を上げて呼吸すると良い。

6お尻をしめる感覚で後ろに突き出さない反対に引っ込めるようにして下あばら骨を持ち上げる。

7軸足のヒザは膝関節を上下に伸ばして引き上げるようにしてバックする。

8リーディング(動く脚)のヒザもしっかり伸ばす。

軸足に移った体重をくるぶしの延長上に置き、ボールフラット(べた足)で立つ。

カウントの捉え方と練習方法

私はよく社交ダンスの曲を聞いています、社交ダンスで曲を聴いてカウントを正確に取ることは音楽を表現するダンサーとして競技選手としても、曲のカウントを捉えることがとても大切です。

初心者さんも先ずルンバの曲を聴いて、カウントを取れるようにしましょう。社交ダンスの演舞やタイミング、表現力と技術的な事も含めて時代とともに編曲も変わり、常に曲も進化をしていると教わりました。

社交ダンスのラテンで、ルンバの音楽は、バラード形式の4/4拍子のリズムです。競技会やパーティー会場などは1分間に28小節~32小節の速さで演奏されています。

①曲をカウントするとき「・2・3・4」「・2・3・4」と音を取ります。ワン・ツー・スリー・フォー」「ワン・ツー・スリー・フォー」と数えます。

②リズム感を身に付ける方法として「1」の音にアクセントがありますのでルンバの音楽を何度も何度も{1}を捉えるように聴くこと。

③そして音楽を聴きながら、カウントを取る練習をしてみます。指揮者になったつもりで、指先と手を振り、拍子を強弱のリズムで表現したり、手を叩き数えたり、音楽に合わせて体を揺らしてリズムを取り、曲の中にある「1」の低い音を聴きあててみます。

例えば、「ズン、チャ、チャ、ズン、チャ、チャ」とワルツなど、口ずさみませんか?あのような感じですね。

また、憧れのダンサーのイメージがありましたら、頭の中で音楽とダンサーのイメージを合わせながらカウントを取り聴いてみるのもいいです。

それでも音を外してしまうと不安な方は、歌の歌詞を聴かないようにカウントだけを聞く練習してください。

曲の楽器の音にひたすら集中してリズムを聴いて①のカウントを聞きます必ずできます

「カウントを取らねば」という強制概念がなくなるだけでも格段に向上します。

ボディムーブメントの秘訣をレクチャー

動き始めるタイミグですが(1にセトルという動作があります)

男子(リーダー)の第1拍の1「ワン」」で動かす方の脚で膝をゆるめはじめます。すると、両腰が自然と横に移動します。(これをセトリングといいます)そのあと、足が前に動くときは第2拍めの2「ツー」になります。

リードは男子(リーダー)が軸足を使って送り足という動作を行います。押し出す足の体重移動からリードが始まりますので、カウントは「2・3・4・1」と数えて動いて行くことになります。

4フォー」「1ワン」のアクセントをしっかり聞き取り、セトリングができることで、ボディムーブメントがうまれて、「2ツー」からの動きがスムーズになり、音に正しく動けるようになります。くれぐれも体重を置いてある送り足で「2」とカウントを取って下さい。出た足を「2」と数えますとズレます。

動きながらも肋骨の下側の骨は、つま先の真上へと持っていきます。常につま先と肋骨下骨は垂直に位置しています。その間で膝と、ベース(脚の付根)が動きます。これをするだけで一気にルンバらしくなります!

相手とのアイコンタクトの大切さ

社交ダンスのルンバでは、目をあわせることはとても大切な事です。オープンポジションはお互いが向き合います。タイミングの合った踊りには、アイコンタクトがとても大切です。

目でリード&フォローをします。目も合わさずソッポ向いたままや、腕だけのでリードでは、きれいな踊りとは言えません。

とは言え「目を合わすのが恥ずかしい」とおっしゃる方もいると思います。私がそうでした。慣れていないうちは、相手のオデコ辺りをみるといいです。次に眉の間をみる。まぶたから目へと徐々に下におろして見つめる。そうすると抵抗なく、自然と目を見て踊れるようになってきます。


恥ずかしがらずに、相手の目を自然に見ることが出来ましたら、もう一流ダンサーの仲間入りですね。お互いの動きが滑らかになり踊りを観ている方にも好感が持てるダンスになります。

まとめ

社交ダンスは踊る前のセトリング、立ち方が頭一つ分スカッと背骨から立ちあがっている姿で断然目を引き見ている観客からは期待感が高まります。基本ではありますが、細かく一つ一つの所作を知っていると会話も弾み本当にダンスが楽しくなります。踊り始めのオープンポジションからスカッとポーズが決まればダンサーらしいカッコ良さで注目が集まること間違いナシです。貴方の社交ダンス人生がより輝きますように。

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