社交ダンスのラテンをみるみる上達させるメレンゲアクション

ラテン

社交ダンスのラテンの中で、メレンゲというダンス種目をご存知ですか?

ダンススポーツの競技会では小学生や中学生たちのジュブナイル戦で可愛いメレンゲのダンスが見られます。

彼らはメレンゲアクションを学び取り入れているので、より社交ダンスの上達が速いのではないでしょうか。


社交ダンスのラテンに大切な体のベースの使い方でもあり、ラテンダンスの動きにも磨きが掛かります。このリズムとバランスを身に付けて踊れることは素晴らしいですね。ラテンダンスの上達がより早まる方法かと思います。

今回はメレンゲについて、メレンゲアクションの横への動きの説明などを紹介します、お付き合いくださいませ。

メレンゲアクションってどんなもの?

メレンゲとは1800年代半ば過ぎに生まれた、ハイチやドミニカ共和国のフォーク・ダンスの踊りで、テンポの早い曲に乗り足をあまり持ち上げないでヒップのうねりを強調して、個性的な動きです。

ステップする足と肩が同時で体重移動する時にヒップが遅れてついて来る時にヒップのうねりがでる。カウント2歩で行うツー・ステップを踏むダンスのことです。

社交ダンスを始めたころは知らなかったのですが、このメレンゲアクションはラテンダンスには、とても重要な動きになります。

特に、私のように身体が凝り固まってくる年代には、体の機能を活かせる訓練にもなりますし、リズムも楽しいです。先日指導員の講習会で、このダンスの活用法をレクチャーして頂きました。

一曲分を、踊りながら、上半身と下半身が逆方向に動く、ねじれる、肩とお尻の上がり下がりを逆に動かす。かなりの体のストレッチになります。テンポもゆっくり、早く、など楽しくできます。

メレンゲアクションで習得できるものは

ラテンダンスは身体を斜めに引っ張りあってステップしながら音楽性とボディをオポジションに使って表現することが多くあります。

スタンダードダンスにも言えますがラテンダンスのキレの良さを習得するには中間バランスで踊ることは、とても大事な要素ですが気を付けたいところはフニャフニャした踊りにならないように。自分の体幹の強さ加減と適度に緊張したインナーマッスルの体を張る力が必要です。

このメレンゲアクションで踊りながら習得すれば他のラテンダンスにも活用出来ます。最初は難しくても、覚えると楽しくなるダンスです。頭の体操にもなりました。

でも難しく頭で考えたり、メレンゲ的テクニックを必死にやろうとしなくても、進めていくうちにある程度は動けるものです。なので、まずは「サイド・ベーシック」横への動きからはじめましょう。

横へ「右、左、右、左」とステップこれがメレンゲアクションです。

基本はカウント「1、2、1、2」と単純にステップをする。。


メレンゲアクションの「サイド・ベーシック」を説明

具体的に説明したいのですが、ここからが少しややこしい、でも動きはすぐ出来ると思います。

メレンゲアクションは、3つの運動中でも体に張りは意識してつくっています

1、ボディ上と下で横のスライド運動。

2、お尻と肩の斜めの運動。

3、お尻と肩の上下運動。

メレンゲアクションは、元の足に体重を残したままで、足を出します。「&」のカウントでその足に体重が乗ります。(体重移動は少し遅らせるアフタービートを使います)お尻を高くして体重を残していますから、ヒップスイングは揺れ幅が大きくなります。

フットワークは元の足は「べた足」で、行く脚は膝を曲げて「親指側面」で床をプッシュ。

また上半身は真逆の方向に、ストレッチするように引っ張りながら行います。慣れてくると楽しくなってきます。

左方向へのサイド・ベーシックをしてみます (脚、足、ボディ)

1、右足に体重を置く。右膝は伸ばし後ろへ。フットワークはフラット(べた足)

2、左足を体重をのせずに横へ、床を強くプレスする、左膝は曲げて、カカトを上げる。フットワークは、左足ボールのインサイド・エッジ 右足はフラット。

3、体重を左足に移動。左膝は伸ばし後ろへ。右足体重を乗せずに、左足に閉じる。右足床を強くプレス。右膝は曲げて、カカトは上げる。フットワークは、右足ボールのインサイド・エッジ。左足はフラット。

4、右膝を伸ばして、体重を右足に移動。カカトを床に降ろす。フットワークは左足ボール。右足フラット。

おさらいですが、

左に行くときに左膝が曲がります。上半身も左に行きますが、お尻は右方向に動かします。その反対を繰り返す、これで、左右の方向に引っ張りました。

まだあります。

左膝を曲げまると、その時、お尻が右に動きました、このお尻は上がっています、そのお尻を後ろへ動かします。

ところが

反対に上半身は左肩が前にきます。肋骨部分がねじるように回ります。またその時、お尻と肩をお互いに近づけます。(左脇腹「つ」の形)

上半身を左に動かす時の3つの引っ張りを言いながら動いてみる   

右足体重。左膝曲げ親指ギュウ。左肩が行く前下。 お尻を右上後ろ。左足べた足、そろえる。~繰り返す(または反対側へといきます) (肘を広げてバランス取ってみると上手くいきます。)

ストレッチにもなりますから、音楽に合わせながら、ステップを踏んで、徐々に身体が覚えていけば、他のラテンダンスでも、軽々とボディランゲージが出来る様になります。


まとめ

なるべく、優しく簡単にと、説明を心掛けましたが、いかがでしたでしょうか?メレンゲアクション出来ると楽しいですよ。やってみて下さい、社交ダンスのラテンの動きに磨きが掛かりますこと間違いなしです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

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