タンゴのナチュラルターンは内回りと外回りの役割がハッキリと分かれています。
この時は女子が外回り担当。内回りの男子は4の足の位置コンパクトに交叉して空間を作り女子のヒールが床に着いてボールで一気にターンする瞬間をリードしています。中間体重配分から右足に乗り換えて完成です。
ナチュラル・ツイスト・ターン 男子
ステップとフットワーク | 足の位置 | アライメント又はダイレクション | タイミング | 回転量 CBM |
1 H | 左足 PPで横へ | LODに沿って、壁斜めに沿って | S | |
2 H | 右足 PPでCBMPアクロスして前進 | LODに沿って、壁斜めに向けて | Q | CBM |
3 BH | 左足 横へ | 中央斜めに背面して | Q | |
4 B | 右足 左足の後ろに交叉 | LODに背面して | S | |
5 右足B,左足Hで始め | 両足の交叉を解きながら右へツイストを始める | 6のアライメントの方向へ | Q | |
6 右足WFで終わり,左足BのIE | 両足をほぼクローズしてPPで体重は右足に | 壁斜めに面して | Q | 右へ全回転 |
注意点
右へ7/8回転して、LODに面して終わることができ、続くプロムナードは中央斜めへ動く。
コーナー又は部屋の側面で右へ3/4回転すると中央斜めに面して終わり、続くプロムナードは中央へ動く。
バックコルテや左足のロックに続ける時は、男子は更に1/4回転して、パートナーに面する。
ナチュラル・ツイスト・ターン 女子
タンゴのアクションは男性の男子のリードでキレと躍動感が生まれていると思っていますが、このツイストターンは女子もしっかりと率先してターン・アクションに行かなければキレは生まれません。
男子が足を後ろに交叉して、女子の右足を前にヒールから出しやすい空間を作ってくれます、そこに右足ヒールを置いたら右足体重で一気にボールターン、左足は右足に添えて、おく。
女子、もたもたせず一気に遠慮なくどうぞ、左足揃えてターンしていますからグラつくこともなくカッコよく決まりますよ。
5のQを「クゥィーク」と慌てずHを長めにタイミングとり右足 OPでCBMPに前進して、
6のQの時にはヒール着いてボールが着くころには一気に「クィック」とBH,右足のBのIEと置き、左足 PPで小さく横へは余裕をもたせる意識して、音楽性が生まれてキレが引き立ちます。
ステップとフットワーク | 足の位置 | アライメント又はダイレクション | タイミング | 回転量 CBM |
1 H | 右足 PPで横へ | LODに沿って、中央斜めに向けて | S | |
2 H | 左足 PPでCBMPにアクロスして前進 | LODに向けて | Q | |
3 H | 右足 パートナーの両足の間に前進 | LODへ | Q | CBM |
4 H | 左足 左サイド・リーディングでOPの用意をして前進 | LODへ 壁斜めに向けて | S | |
5 HB | 右足 OPでCBMPに前進 | 壁へ | Q | CBM |
6 BH,右足のBのIE | 左足 PPで小さく横へ | 中央斜めに面して | Q | 右へ全回転 |
先行として使えるフィガー
プログレッシブ・リンク。
PPに回転する右足のウォーク、クローズド又はオープン・プロムナード。
全てのクローズド又はオープンフィニッシュ。
ナチュラル・ツイスト・ターン。ナチュラル・プロムナード・ターン。
フォア・ステップ。フォーラウェー・プロムナード。
フォーラウェー・フォア・ステップ。
オーバースウェーのエンディング1,2,3,5,6,7。
チェースとチェースの第5歩からの他のエンディング1,3,4。
ファイブ・ステップ。
コントラ・チェック。
続行できるフィガー
全てのプロムナード系のフィガー。
バック・コルテ。
左足のロック。