社交ダンスの楽しみ方の一つにダンス競技会の観戦と応援があります。今回のダンスレポートはパーティとは違いますが、プロのダンサーの先生方のダンスの技と迫力を間近に見ることができますし,ホテルのお食事付きコースで食べながらの観戦です。この度は大阪の不死王閣グリーンホールで開催されました「第26回スーパーダンスフェスティバル選手権大会」の観戦に行ってきました。不死王閣グリーンホールへは競技会の選手で会場は行ったことはありましたが、食事とプロの試合観戦は初めての体験です。観戦側から感じたことをレポートします。
第26回スーパーダンスフェスティバル選手権大会 JPBDA主催
2019年9月1日に開催されました、大阪の不死王閣グリーンホールでの社交ダンス競技会はアマチュアダンサーB級クラスのラテンダンスが9:30から開催されました。プログラム1番から準決勝ではじまり、直ぐに決勝戦でした。大体ほとんどの試合会場はラテンダンスが前半に行われます。受付とお着替えがありますから、ダンサーは朝が早いです。それでいて迫力あるスピード感溢れてパワーみなぎる踊りをしてこその優勝でしょうから、相当スタミナ、体力がいることでしょう。
観戦のため私たちが会場に入った時間は10:00からアマチュア戦のD級、C級、B級クラスの試合も終わり、プロライジングスター戦 スタンダードの第一予選のところでした。
ダンサーの舞台であるフロアー側のお席でしたので、プロのダンスを間近くで見る事ができました。ダンサーが私の目の前ギリギリに来て通り過ぎるとその迫力に大興奮!ビュンと風を切って踊っていきます。
アマチュアのオープン戦 スタンダードは東京都からの招待選手の二組が勝ち進むごとにダンサーの踊りが際立ってきます。観客も気に入った選手や上手いと思った選手へは、応援する意味で背番号を大きな声で呼びますと、ダンサーにとっては大きな励みになるようで、益々踊りに輝きが増しエネルギーが高まっていきます、しっかりと聞こえてるのですね。私の場合は、試合最中は一生懸命過ぎて聞こえていない事が多いですが、さすがプロは経験と余裕を持っていますから、観客の歓声を力に変えて動きがどんどん良くなってきます。それでも、決勝戦まで行くと疲れもあると思いますが観客席へ笑顔で応えて、会場が盛り上がって一つになる魅力を感じました。
アマチュアラテンの優勝者ペアは香川県からの招待選手、ご兄妹でまだ男子は中学生くらいでしょうか?お姉さんの方が背が高いのですが、踊り出したら、それはそれは、パフォーマンスが全然違います。スピードと基本を大切にした美しい動きと、これからまだまだ伸びる可能性を感じるダンスと、何より若さから溢れる元気と明るさがあり、観ていて嬉しい気持ちになりました。ここからまた世界へ羽ばたく選手の今を共有した気分です。ダンス競技の結果、3位と2位と1位の優勝者がそれぞれオーナーダンスを踊って、大きな歓声が飛んでいました。おめでとうございます。
表彰式も終わり16:00からは受付にて事前に申込みしましたら、プロとアマと愛好者の交流ダンスタイムです。プロと踊って頂ける時間もたくさん設けてあり、充実した一日を過ごせました。
不死王閣のお食事を堪能しました。
人気のある不死王閣のお弁当は海の幸あり、山の幸ありの懐石料理がギュッと詰まった盛り沢山のお料理も楽しみの一つ。競技ダンスも準決勝戦に差し掛かり観客席も熱が入るころ、クールダウンさせるように、お料理が運ばれてきました。円テーブルで、食事を取りながら競技を観戦するのは初めての経験です。とても贅沢な気分で頂きました。
お刺身、天ぷら、煮物、葉っぱで包まれたちまき、お肉、甘いデザート、別の器にお味噌汁、ご飯の器がお漬物とお重式で二段になっています。ペットボトルのお茶も用意されて、見た目にも盛りだくさんで美味しそうに盛り付けられ、お味もお腹にも大満足なボリュームでした。試合も見たいし、味わって食べたいし、好きことを同時に体験!?大忙しです。でもしっかりと完食です。ご馳走さまでした。
不死王閣グリーンホールへのアクセス方法を紹介
お車の場合
阪神高速道路池田線 木部第1インター(亀岡方面)出口より約5分
新名神高速道路 箕面とどろみ出口より約5分
駐車場は300台可能。試合などで沢山の車で時間が重なった時にズーと山の斜面を上がる所にある駐車場まで行った事があります。ちょっとした冒険でしたがしっかりと駐車場を確保して下さっています。
電車の場合
阪急電車宝塚線 池田駅より路線バスかタクシーで15分。
又不死王閣の無料送迎バスを電話で予約が出来ます(10:40、11:40、14:40、15:40、16:45、17:40)とあります。
まとめ
今回は競技会だけでなく、プロとアマチュアのトップクラスの競技を観戦しながらのお食事をする「ダンスフェスティバル」の初体験でしたので興奮気味でした。まだまだ、ダンスの楽しみ方は色々ありそうです。最後までお読みいただきましてありがとうございました。